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| 〒870-1163 大分県大分市廻栖野1305 |
不動尊霊山一心寺は、安部一僧正が報恩感謝の一念から余生を人助けに捧げんとして、昭和三十八年四 月、この塚野の地を選んで 建立されました。以来今日まで、安部僧正は、山を開き、道を造り、桜を植え、一つひとつ石を積み上げて、漸く不動尊を祀るにふさわしい聖域、一心寺を完成させました。
二万坪の聖域では、西日本髄一、大分県下では最大級の八重桜が季節の名所として、訪れる人々の心を和ませています。また、湧水を引いて造られた一心寺の滝は荘厳で、清流のせせらぎが、桜、つつじ・山茶花・梅・赤紅葉、四季折々の花々とともに、境内には日本一の大きさを 誇る20メートルの不動明王や、17メートルの薬師観音が参拝者を温かく迎えてくれます。
真言宗系単立
初代住職は、福岡ソフトバンクホークスの内野手今宮健太の祖父で、現在は3代目となる今宮の実兄が住職を務める
【大不動明王像】
身の丈20メートル(台座含む)日本一大きな不動明王像です。当寺の御本尊で、お不動様とも呼ばれます。お不動様は老若男女、 宗派を問わず信ずる人の心の内に住み、その人を護り、ご利益を下さいます。姿は目を怒らせ、右手に宝剣を持ち左手に縄を持つ大変恐ろしい姿をしておられますがお心は人々を救済しようとする厳しくもやさしい慈悲に満ちております。 お不動様のご請願は広大無辺であり、念ずる人の願いによってどんなご利益でも全ての人にわけ隔てなく利益を 与えてくださります。また初七日導師とも呼ばれ、死者は最初の7日間は光の射さない真っ暗闇の「くらやみ峠」を越えるとされており、その際に背後に燃えさかる炎で暗闇を打ち払 うことで彷徨う死者を導き、山越えを後押ししてくださり「初七日まもるは不動尊」と言われます。遺された家族が初七日までの間交替でろうそくの明かりを絶やさないようにするのはこの「くらやみ峠」を越えるためとされています。
【薬師観音像】
全長17メートル(台座含む)の薬師観音像です。別名お薬師様とも呼ばれ、様々な難病に悩む人々を救って下さり昔から多くの信仰を集めてきました。薬師とは当時の医師のことを示し、手のひらに薬壺を持つお姿が一般的です。十二の大願の中に「病のものも私の名前を聞けば患いが除かれる」とあり、衆生の病気を治し、安楽を与えて下さります。
【釈迦涅槃像】
涅槃像は全長約6m程で、そのお姿はお釈迦様入滅の様子を示して おられます。その穏やかな顔は当時の弟子の方々がお釈迦様 の最期をいかに安らかなものとして受け止めていたかを伺い知ることができます。
一心寺発行朱印