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宝籠山ほうろうざん
宝満寺ほうまんじ
〒874-0815 大分県別府市田の口町1組

【御詠歌】みてごとに かずのたからを おさめつつ ひとのねがいも みつるなりけり


宝満寺は、眼下に別府の温泉街が広がる別府で一番古い寺として知られている。養老2年(718)、仁聞菩薩の開基で、本尊の11面千手観世音菩薩立像は聖徳太子の御作と伝えられている。鎌倉時代の初めには、宇佐八幡宮の神宮寺である弥勒寺の末寺として国東六郷満山との深いつながりを持っていた。

大友氏の隆盛時には12の末坊を持ち、水田400町を有したとある。その後、度々の兵火にあい寺運衰退するも、享保年間(1716~1736)に浄蔵法師により再興される。

昔は「田野口村」の山中にあったが、大正の初めに豪顕和尚により現在地に移された。豊後西国観音霊場第29番の札所として有名である。


【本尊】十一面千手観世音菩薩
【開基】仁聞菩薩
【宗派】天台宗

<九州西国霊場HPより>

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