〒840-0501 佐賀県佐賀市富士町大字古湯
古湯城跡 は、佐賀県佐賀市富士町大字古湯の城山(標高約417m)に位置する中世の山城跡です。貝野川とその支流に囲まれた地形にあり、眼下には「ぬる湯」として親しまれる古湯温泉街が広がります。
1336年(建武3年/延元元年)の南北朝時代に築城されたと伝わっています。阿蘇大宮司家の一族とされる原隼人や、古湯信濃守などが城主であったとされています。
東西に伸びる尾根を主郭(しゅかく)としており、現在でも北側などに石積みの跡が僅かに残っています。
江戸時代中期(1703年の元禄大地震)に起きた災害で「城山くずれて温泉塞(ふさが)りしより…」(城山が崩落して、温泉の源泉が土砂で塞がれてしまってから…)『古湯の出湯のいわれ書』にかかれてあるようで、かつて古湯城があった「城山」が崩れ、それによって古湯の温泉が一度失われてしまったというはなしがあります。