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法川山ほうせんざん
和銅寺わどうじ
〒839-0826 長崎県諫早市高来町法川20番地

【御詠歌】ちかいてし のりのかわみず きよければ むすぶてごとに つきぞやどれる


和銅元年(708)、元明天皇の勅願により行基菩薩が創建したと伝える和銅寺の本尊も「行基七観音」の内の一体であり、県文化財に指定されている。

境内には、戦国時代に西九州一帯を席捲した龍造寺隆信の墓と伝えられる石塔があるが、隆信は島原出陣前の一時期、この寺に滞在したといわれる。また、本堂入口の廊下には、慈覚大師作といわれる一対の仁王像がある。

建武年間(1334~1336)、今川軍の焼討ちにより焼失したが、貞治2年(1363)菊池武光により再建復興。寺は当初天台宗であったが、永禄元年(1558)に曹洞宗に改められた。その後、火災や自然災害などを度々被ったが、その都度、本尊、仁王像は難をのがれたという。


【本尊】十一面観世音菩薩
【開基】行基菩薩
【宗派】曹洞宗

<九州西国霊場HPより>

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