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本吉山もとよしざん
清水寺きよみずでら
〒835-0003 福岡県みやま市瀬高町本吉1119-1番地

【御詠歌】おとにきく なももとよしの のりのみず きよきながれを くみてしるらん


大同元年(806)、中国留学の帰途寄錫された伝教大師最澄が、一羽の雉に導かれ入山。合歓の大木に丈六(4.8メートル)の千手観音を敬刻され安置したのにはじまると伝える。

寺は、邪馬台国の女王卑弥呼ゆかりの女山の尾根伝いに連なる清水山の中腹に建っており、山麓の本吉から谷川沿の旧参道を登って行くと、本坊に向かって左側斜面に牡丹園があり、四月半ば頃には、三千株といわれる牡丹が開花し、参拝者の目を楽しませてくれる。

清水寺本坊庭園は雪舟作といわれる国指定の名勝。北原白秋の自筆を刻んだ歌碑もある。また、延享2年(1745)建立という銅板葺き二層の楼門は県の文化財指定を受け、本堂から200メートルほど行ったところには、県下最古の木造層塔である丹塗の三重塔があり、天保7年(1836)建立で、県指定の文化財である。


【本尊】千手観世音菩薩
【開基】伝教大師
【宗派】天台宗

<九州西国霊場HPより>

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