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龍神社りゅうじんじゃ
〒856-0834 長崎県大村市玖島1丁目

龍神社の由来
大村の「龍神社」は、五代藩主(大村家二十 三代) 大村純尹(すみまさ)公が宝永五年(一七 〇八年)に、住民の生業繁栄・海上安全・開 運の守護神としてお祀りされ、毎年旧暦九 月二十五日に例大祭が行われていが、明治に入り廃藩となり、前舟津の寺島に合祀されるようになる。
昭和二十七年(一九五二年)日本初の競艇場が開業されると事業の安全・繁栄・選手諸君の海上安全・海難防止を祈願すべく、当時の大村市長が分霊を願われ、元在りし石祠へ戻されお祀りされた。その後、住民の繁栄・安全・開運、又、大村市観光の一翼として広く龍神さま御名を広めるように社殿の復元をとの思いに、多くの賛同を得て昭和五十四年(一九七九 年)八月二十五日に大村家菩提寺本経寺住職 佐古亮尊上人により開眼された。
今では、ご寄進・ご奉納により、様々なものが整備され多くの方に癒やしや心のより処として敬われ参拝されている。(ちなみに龍神島は大村市の大村公園の一角でもある)


大村龍神社の御本尊「八大龍王」について
八大龍王はそもそも、お釈迦さまの「法華経」の会座に多くの眷属(けんぞく)と共に列した護法善神である。

【一番目】難陀(なんだ)龍王
[観喜(かんぎ)]色々な難儀を救い功徳を与えて下さる。
【二番目】跋難陀(ばつなんだ)龍王
[善]喜びを与えて下さる。難陀龍王とは兄弟。
【三番目】娑伽羅(しゃから)龍王
[鹹海(ざんかい)・海龍王(かいりゅうおう)]海を守って下さる。
【四番目】和修吉(わしゅうきち)龍王
[九頭龍王]頭がたくさんあるので多くの目・耳・口 を持ち遠くの方まで見すかし、よく聞こえ、口もたくさんあるので法も良く説くことができられる。又、何でもよく知ってらっしゃる。
【五番目】徳叉迦(とくしゃか)龍王
[現毒多吉(げんどくたきち)]悪いものには毒を以って制し、良い人にはたくさんの吉を与えて下さる。
【六番目】阿那婆達多(阿那婆達多)龍王
[無脳・無熱]痛み苦しみを感じないようにして下さる。佛の力を以って、何事も諦めて下さる。
【七番目】摩那斯(まなし)龍王
[大神大力・慈心]大きな體と大きな力をお持ちで、それこそ大きな底力を与えて下さる。
【八番目】優鉢羅(うっはつら)龍王
[黛色(青)蓮華(こくしょくれんげ)]泥沼のような所でも美しい花を咲かせるような力。出来ないような事でもなしとげさせるような又、どんな時でも限界のない特殊な神通力を与えて下さる。



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