第57番札所 | ||
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〒811-2405 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗1722 |
筑前山手駅から田ノ浦地区に進むと最初の民家の裏手に『第57番田ノ浦栄福堂』がある。 堂内は本尊金仏の阿弥陀如来、子安観音、弘法大師が祀られる。 札所の間を埋めるように緑屋、高嶋屋、栄福屋と遍路宿があったが、今は廃業している。 藤助翁の像が80番と59番の間に田ノ浦谷を見守るように建つ。初代の像は青銅製で明治26年(1893)太平洋戦争時の「金属類の供出」の命令を受けたが、せめてお顔だけはと密かに翁の頭だけを切り取り保存、同体と足を供出した。戦後、石で同体と足を作り保存していた顔を載せた。 今の像は三代目で福岡西方沖地震で倒壊し、平成18年(2006)に建立された。旧頭部は篠栗町歴史資料館に保存している。
ご本尊:阿弥陀如来
ご真言:おん あみらた ていせい から うん
<篠栗町観光協会>