| 岩石山 | ![]() |
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| ▲ 岩石山 | |||
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| 標高454m | |||
| コース | 正面ルート登山口 ⇨ 展望台 ⇨ 柱穴群 ⇨ 岩石城趾 ⇨ 岩石山 ⇨ 国見岩 ⇨ 大砲岩 ⇨ 八畳岩 ⇨ 岩石山 ⇨ 古井戸 ⇨ 鷲越 ⇨ 不動滝 ⇨ 不動明王 ⇨ 大日寺 ⇨ 不動池 ⇨ 添田美術館 ⇨ 正面ルート登山口 |
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福岡県田川郡赤村(あかむら)と添田町(そえだまち)の境に位置する**岩石山(がんじゃくさん)**は、その名の通り、巨大な岩や奇岩が至る所に見られる標高454mの山です。
「落ちそうで落ちない」不思議な岩
赤村側の登山口から登るルートで見逃せないのが「落ちない岩」です。大きな岩と岩の間に、別の巨石が絶妙なバランスで挟まって宙ぶらりんになっており、その様子から「(試験に)落ちない」として、受験生や資格試験を受ける方々の願掛けスポットとしても有名です。
戦国時代の「難攻不落」な山城跡
山頂付近には、かつて「豊前第一の堅城」と謳われた岩石城(がんじゃくじょう)の跡があります。
- 歴史的事件 : 1587年、豊臣秀吉による九州平定の際、わずか1日で落城したという伝説が残っています。
- 遺構 : 在も山頂付近には、建物の柱を立てた「柱穴」や「古井戸」、「馬場跡」などが残っており、当時の山城の雰囲気を肌で感じることができます。
巨石・奇岩のパラダイス
花崗岩(かこうがん)が露出した山で、個性的でダイナミックな岩が点在しています。
- 国見岩(くにみいわ) : 四方が見渡せる巨岩。ここからの眺望は素晴らしく、田川郡内はもちろん、晴れた日には周防灘まで一望できます。
- 梵字岩(ぼんじいわ) : 古くから英彦山信仰の山伏たちが修行した場所で、岩の表面に「梵字」が刻まれています。
- その他、八畳岩や大砲岩など、名前を聞くだけでワクワクするような巨石が次々と現れます。
赤村側からのルートは比較的短時間で登ることができ、自然林の中を歩く気持ちの良いコースです。
- 所要時間 : 片道約1時間程度。
- 周辺スポット : 山後は赤村にある「源じいの森」で温泉を楽しんだり、平成筑豊鉄道のトロッコ列車(運行日限定)を楽しんだりと、セットで観光するのもおすすめです。
赤村コース(「落ちない岩」を通るルート)
「落ちない岩」を間近で見たい場合は、こちらのコースが最適です。
- 登山口 : 赤村の「源じいの森」からさらに奥へ進んだ場所に駐車場と登山口があります。
- 特徴 : 登山道は比較的整備されていますが、岩場や急な斜面もあります。
- 見どころ : 登り始めて20~30分ほどで「落ちない岩」に到着します。その後、さらに登ると「大砲岩」や「八畳岩」といった巨石が現れ、山頂の城跡へと続きます。
- 所要時間 : 上り約45分~1時間
赤村コース(「落ちない岩」を通るルート)
山城の歴史を感じながら登りたい場合に人気のルートです。
- 登山口 : 添田公園の奥にある「岩石神社」付近からスタートします。
- 特徴 : 山頂まで続く長い石段が特徴的です。赤村コースに比べると歩きやすい道が多いですが、階段が続くため体力を使います。
- 見どころ : 途中に「岩石神社」の奥宮や、山伏の修行場だったとされる岩場があります。山頂付近では「本丸跡」や「二ノ丸跡」などの城郭遺構を詳しく見ることができます。
- 所要時間 : 上り約50分~1時間15分
山頂付近や岩場周辺は花崗岩が風化した砂(真砂土)で滑りやすくなっている箇所があります。グリップの効く登山靴が安心です。
山頂から少し離れた場所にある「国見岩」は、360度のパノラマが広がる絶景ポイントですので、ぜひ立ち寄ってみてください。