文珠山 (国東半島峯道ロングトレイル / 文珠山周遊コース) |
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▲ 文珠山 | |||
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標高616m | |||
コース | 文殊仙寺駐車場 ⇨ 紫竹観音 ⇨ 風神岩 ⇨ 紫竹観音 ⇨ 文珠山 ⇨ 葛原集落跡 ⇨ 金毘羅の景 ⇨ ゴロタ平展望所 ⇨ 葛原展望所 ⇨ 文殊仙寺 ⇨ 文殊仙寺駐車場 |
国東半島の中央部で、両子山と千灯岳の間に立つのが文珠山(616メートル)。享和3年(1803年)に完成した『豊後国志』では、峨眉山(がびさん)として記されており、当時は中国の峨眉山に倣ってそのように呼ばれたことが窺える。
山腹にある文殊仙寺は、648年に役小角が開基したとされ、六郷満山の末山本寺として栄えた。本山の古称の峨眉山を山号としており、「日本三文殊」のひとつに数えられる。山腹にはほかにも柴竹観音、清滝観音といった霊場が存在し、文殊仙寺から文珠山頂に至る登山道の途中からそれぞれの参道が分かれている。
柴竹観音からは文珠仙境と呼ばれる岩場を巡る尾根道が延びており、その途中には風ノ神という祠がある。その祠周辺は非常に展望が優れているが、そこまでの道中は梯子などで岩場の登り降りをする難所で、注意が必要でしたが、梯子が崩れており、足をかけられなかったので、引き返しました。
葛原集落跡は文珠山の北側の麓にある集落の跡。昭和30年頃まで人家があったとされる。鳥居や小さな可愛らしい仁王像が残されている。