初心者向け登山計画の立て方
アウトドア入門
登山計画を立てるための5ステップをまとめました
「自分に合った山」を選ぶ
最初からエベレストを目指す人はいませんが、低山でも油断は禁物です。
- 標高差と歩行時間: 最初は登り標高差500m以内、歩行時間3~4時間程度の山がおすすめ。
- 「逃げ道」があるか: 途中にロープウェイやエスケープルート(下山道)がある山だと、疲れた時に安心です。
- 文明の利器: トイレや売店が整備されている「高尾山」や「御岳山」のような山からスタートしましょう。
まずは、他の登山者が多い低山登山がオススメで、装備や体力を確認するのが大事です。ガイドブックやネット上の山行記録などでどういうコースかを調べて、無理なく登れそうな山を探すことです。
コースタイム(標準時間)を確認する
登山地図やアプリ(YAMAPやヤマレコなど)で、コースの標準時間を確認します。
- 「1.5倍」の法則: 初心者のうちは、標準コースタイムの1.2〜1.5倍の時間を見積もっておくのがコツ。
- 「15時」には下山: 山の夕暮れは早いです。15時には登山口に戻ってこられるスケジュールを逆算しましょう。
天気予報は「山の天気」を見る
街が晴れていても、山は土砂降り…というのはよくある話です。
- てんきとくらす: 「登山指数(A〜C)」で山の状況がわかります。
- 風速に注意: 風速1mにつき体感温度は1度下がると言われています。風が強い日は無理をしないのが鉄則です。
持ち物リスト(三種の神器+α)
これだけは妥協せずに揃えたいアイテムです。
| 三種の神器 |
登山靴、ザック、レインウェア |
疲労軽減と低体温症の防止 |
| エネルギー |
水(1.5L以上)、行動食 |
おにぎりより、チョコやナッツが◎ |
| 安全対策 |
モバイルバッテリー、ヘッドランプ、ファーストエイドキット |
スマホの電池切れは遭難の第一歩です。ケガなどが起こった際にまず最初の処置として行うための道具。 |
登山届を出して「帰る場所」を確保する
「登山届(登山計画書)」は、万が一の時のための命綱です。
- アプリで提出: 最近は「コンパス」などのアプリで数分で提出できます。
- 家族に共有: どこに行って、何時に帰る予定かを、必ず家族や友人に伝えておきましょう。
登山では、思わぬ事故やトラブルが起こる可能性があり、それに備えて、山岳保険加入を考えてみてはどうでしょう。保険は、契約前に補償内容をよく確認し、日帰りであれば1日単位で加入できる保険。年間を通じて登山を楽しむ人は、年間契約の保険と自分にあった保険が選択できます。
計画を立てている時に「ちょっとキツそうかな?」と不安になったら、その計画は少しレベルを下げるのが正解です。山は逃げません。余裕を持って楽しめる計画が、最高の登山を生みます!