GREENFIELD-CLUB.JP


有智山ゆうちざん
蓮城寺れんじょうじ
〒879-7124 大分県豊後大野市三重町内山527番地

【御詠歌】もらさじの ちかいありちの やまなれば われをいざなえ おなじはちすに


炭焼小五郎という樵夫が、三輪明神の霊夢により、大和の久我大臣の娘、玉津姫と結ばれて栄え、欽明天皇より「真名野長者」の称を賜わったと「真名野長者の伝説」は伝えるが、豊後一の長者となったその真名野長者(満野長者)が、欽明天皇15年(554)、百済から蓮城という僧を招き開創されたのがこの寺だとされる。

また、有名な「臼杵の石仏」は、長者の娘、般若姫が悲運のうちに亡くなり、17年に1度開帳される。その菩提を弔うために建立されたのだともいわれる。

本堂「大悲殿」には、札所本尊千手観音が安置され、その裏の奥の院「長者堂」には、般若姫の守護仏だった「一寸八分観音」が安置されている。


【本尊】千手観世音菩薩
【開基】蓮城法師
【宗派】真言宗

<九州西国霊場HPより>

ページのトップへ戻る