| 第86番札所 |  |
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| 〒811-2405 福岡県糟屋郡篠栗町金出3358-2 |
35番からの参道を吞山方向に進むとすぐに石段がある。この90段の石段を上がると『第86番金出観音堂』がある。霊場の中でも一番長い石段である。 お堂は50年前に植林したヒノキの林に囲まれ「五穀神」の石碑や桜の大木がある。桜の木は樹齢百年に近い。 このお堂では百年以上つづく「お二十日」という行事があり、毎月二十日の縁日に集落の奥さんたちが集まり、数珠の輪を繰りながらお経を唱えて通夜をする。現在は、会員が高齢化になり今は個人の家で行っている。四月の花見の頃、「昼ごもり」といって観音堂でお参りの後堂前で食事会を楽しんでいた。
ご本尊：十一面観世音菩薩
ご真言：おん まかきゃろにきゃ そわか
＜篠栗町観光協会＞
