注意すべき野生動物・昆虫・植物

<昆虫編Ⅰ>


オオスズメバチ

生態
オオスズメバチはスズメバチ科で最も最大で凶暴で攻撃性が強く注意が必要。ネズミやモグラ、ヘビなどの古い巣穴を利用して地中に大きな巣を作る。 カブトムシなどの集まる樹液に日中、よく集まってくる。その木をオオスズメバチが独占していたら、近づくと攻撃してくる。 女王バチが単独で巣作りをしているときは、あまり攻撃的ではないようです。7月頃働きバチが羽化し、9~10月頃活動が活発化。巣の近くに寄るとそれだけで刺されることがあるので、 要注意。刺されると、激しい痛みとともに、体の免疫システムを混乱させる、急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こすことがあり、過去に刺された経験がある人が、 2回目以降刺されると、 より症状が重くなる傾向があるので、十分に注意した方がいいとのこと。

対処
巣があるところや、樹液などに集まっているところには、絶対に近づかないようにする。 近くを飛び始めたら、警戒のサイン。体の動きを一切止めて様子を見る。顔面の周りを飛んだり、肩などに止まったりする場合がありますが、絶対に動かないようにする。 そのことで、害がないとわかれば飛び去って行く。 もしも、攻撃が始まったら、極力刺されないように、手を振ったりしてできるだけ刺されないようにする。走ってその場から離脱すること。 留まったら徹底的に刺されて、命を落とす場合もあるので、いかに、遠くへ離れるかです。

もしも、刺されてしまったら・・・
普通であれば、抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗りますが、アナフィラキシーショックが起きた場合は必ず、救助要請をし救命処置をする。一度刺されたことがある人は、ハチアレルギー検査の上、アレルギーが認められ、(※)エピペンを携行していれば、刺されたときに、自分で注射後、速やかに医療機関を受診する。

(※)エピペン(EpiPen)とは、ハチ刺傷、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品(注射薬)である。アナフィラキシーを起こす可能性の高い患者が常備することで、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化防止に役立つ。

キイロスズメバチ

生態
木の枝や崖、軒下、地中などのいろいろな所に巣を作る。巣はスズメバチの中で最大で、よく、軒先にできた巨大なハチの巣は、キイロスズメバチのものが多い。 女王バチの巣作りは4月下旬~5月下旬で9月下旬頃にはピークとなる。スズメバチの中では最も遅くまで活動(7月~10月)する。冬季には死滅するようです。 野外で、巣に近づいただけでも警戒し攻撃をしてくるので注意。飲み残しのジュースなどの空き缶に集まぅってくる場合があるが、オオスズメバチと違ってあまり攻撃することはないようです。

対処
巣に近づかないこと。警戒のために高い羽根音をたてて飛び回り、空中でカチカチとたて威嚇してくるが、巣から離れれば攻撃はしてこないようですが、急いで離れると攻撃される可能性があるので、慌てず刺激しないように離れる。

もしも、刺されてしまったら・・・
ハチの毒液は水に溶けやすいということなので、先ずは水でよく洗う。このとき、刺された箇所をつまんで毒液を絞り出しながら洗う。 抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗り患部をよく冷やす。

コガタスズメバチ

生態
低木の枝に巣を作る。生垣や庭木にできる巣のほとんどがコガタスズメバチのもの。性格はおとなしく多少近寄っても、巣や巣がついた枝に触らなければ襲ってはこない。 でも、刺激を与えると攻撃性が高まっているので注意。

対処
刺される被害は7月~10月に多いということで、巣には近づかないことが一番です。

もしも、刺されてしまったら・・・
ハチの毒液は水に溶けやすいということなので、先ずは水でよく洗う。このとき、刺された箇所をつまんで毒液を絞り出しながら洗う。 抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗り患部をよく冷やす。

フタモンアシナガバチ

生態
人家の周りでふつうに見られるハチで、軒下や木の枝、草むらなどに巣を作る。3月下旬頃、女王バチが巣作りを始め、単独で巣づくりしている間は人を攻撃することはほとんどない。 働きバチが羽化した後は、巣を刺激などしたら攻撃してくるが、スズメバチほどの攻撃性はないが、やはり刺激はしない方がよい。冬が近ずくと女王バチは死に 巣はその年限りということです。

対処
6月~8月は巣作りの最盛期なので、巣を刺激しないようにする。9月~11月頃は新しい女王バチが巣立つ際、越冬場所を探し求め洗濯物などに潜り込むこともあるので注意。

もしも、刺されてしまったら・・・
症状は激痛と発赤、腫れ。毒は少ないということでスズメバチよりはいいようですが、には注意。 ハチの毒液は水に溶けやすいということなので、先ずは水でよく洗う。このとき、刺された箇所をつまんで毒液を絞り出しながら洗う。 抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗り患部をよく冷やす。

セグロアシナガバチ

生態
平地で多く見られ、軒下や木の枝、岩陰などに下向きに巣を作る。巣を刺激したときの攻撃性は強い。冬は集団越冬のために家に入り込むことがあるそうです。

対処
巣を刺激しないようにする。

もしも、刺されてしまったら・・・
ハチの毒液は水に溶けやすいということなので、先ずは水でよく洗う。このとき、刺された箇所をつまんで毒液を絞り出しながら洗う。 抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗り患部をよく冷やす。

キアシナガバチ

生態
あしながバチの中でもっとも大型。巣に近づくと、顔を向けながら羽を立てて威嚇してくる。接近すると攻撃をしてくる。

対処

もしも、刺されてしまったら・・・
ハチの毒液は水に溶けやすいということなので、先ずは水でよく洗う。このとき、刺された箇所をつまんで毒液を絞り出しながら洗う。 抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗り患部をよく冷やす。

ミツバチ

生態
在来種のニホンミツバチと外来種のセイヨウミツバチの2種。野生のニホンミツバチは山林の木の洞にロウで巣を作る。セイヨウミツバチハ飼育されている。 毒性は少ないが、巣などを刺激すると集団で襲ってくるので注意。花などにやって来たものは刺激しなければ大丈夫です。

対処
ミツバチの針は他のハチと違って、逆向きになった棘があり、刺した後は内臓ごと引きちぎれ、ミツバチはそのまま死んでしまう。 刺されたとは激痛はあるが、痛みは長くは続かない。でも、数多く刺されるとアナフィラキシーショックがおき死に至ることがあるので注意。

もしも、刺されてしまったら・・・
刺されたときは、他のハチと違い針が皮膚に刺さったまま残るので、放っておくと針が深く入ったり毒が余分に入ったりしてしまうので、針は早く抜く必要がある。 針を押し込まないように、針の根本の毒囊を爪ではじき飛ばす。 ハチの毒液は水に溶けやすいということなので、先ずは水でよく洗う。このとき、刺された箇所をつまんで毒液を絞り出しながら洗う。 抗ヒスタミン軟膏が配合されている塗り薬を塗り患部をよく冷やす。 ショック症状が出たときには速やかに医療機関を受診する。


このウィンドウを閉じる

ページのトップへ戻る